お前のパンチを食らって倒れなかったのは…オレがはじめてだぜ…!!
このセリフにニヤッとしたあなた──間違いなく”ジャンプ黄金期”の同志ですね。
2025年夏、伝説のギャグ漫画家・うすた京介先生の展覧会『うすた京介ワールド展』が、池袋で開催されます。
引用元:「祭りだワッショイ!うすた京介ワールド展~すごいよ!!マサルさん30周年・ピューと吹く!ジャガー20周年記念~」公式サイト
本記事では、展示の見どころから原作の“おさらいポイント”、限定グッズ情報までを一気に解説。
うすたギャグで笑い死んだ世代も、名前だけ知ってる人も、この記事さえ読めば展覧会が3倍楽しくなること間違いなし!
うすた京介とは何者だったのか
90年代後半、週刊少年ジャンプに突如現れた異端のギャグ職人です。
・ツッコミ不可能な会話劇 ・シュールすぎて記憶に残るキャラたち ・読者の理解を置き去りにするテンポ感
そんな”常識を破壊する笑い”でジャンプのギャグ枠を塗り替えた男、それがうすた京介です。
代表作は『すごいよ!!マサルさん』『ピューと吹く!ジャガー』。令和の今もネットで語り継がれる”うすた節”は、ギャグ漫画の文脈を確実に変えました。
【代表作①】セクシーコマンドー外伝 すごいよ‼マサルさん (1995〜1997)
読者に「これは何なんだ…?」という感情と笑いを同時に与えた伝説の問題作です。
📘 概要
うすた京介のデビュー作にして代表作。
謎の格闘技「セクシーコマンドー」を扱う高校生・花中島マサルと部員たちによる、
奇想天外なギャグ漫画。
👀 見どころ
💥1. 破天荒すぎる“格闘技”
謎の格闘技「セクシーコマンドー」は、相手の隙を作ることに全力を注ぐ異色のバトルスタイル。真面目に戦う気ゼロなのに、なぜか全国大会まである。
🤯2. 予測不能なギャグと展開
「第2部・地獄校長編」が突然始まって1話で終わる!?
一貫性を投げ捨てた構成とナンセンスなギャグで、読者の思考を置き去りにしていく快感。
👨🏫3. 個性大爆発のキャラクター
・主人公・マサル:常に上半身ランニング+謎の肩リング
・フーミン:まとも枠だけど巻き込まれ体質
・校長:覆面で部員に混じる、元セクシー界の伝説
とにかく全員クセ強すぎ!まともなのは…たぶんいない。
🌍4. 時代と文化のパロディが満載
『北斗の拳』からCMネタまで、90年代のサブカルがてんこ盛り。世代直撃なら、笑いが止まらない。
【代表作②】ピューと吹く!ジャガー(2000〜2010)
10年にわたりジャンプのギャグ枠を支えたロングヒット作です。
📘 概要
ギタリスト志望の青年・ピヨ彦(酒留清彦)が、謎の笛吹き男・ジャガージュン市に出会ったことで、笛中心の奇妙な日常に巻き込まれていくギャグストーリー。舞台は芸能養成学校「ガリクソンプロダクション(ガリプロ)」で、ジャガーが立ち上げた「ふえ科」を中心に、個性豊かな仲間たちと騒動を繰り広げる。
👀 見どころ
🎵1. 笛こそすべて!?謎の“ふえ科”
ジャガージュン市が芸能養成学校「ガリプロ」に創設した、意味不明な笛専門クラス。
ギター志望だったピヨ彦は、なぜかここに強制入部…!?
本気で“笛の才能”を育てようとする情熱と無茶ぶりがクセになる。
🤯2. ギャグが自由すぎる世界
突如始まる「カリスマ整体師あおすじ吾郎」や「ちょいワルウルトラのじじい」など、本編ガン無視の劇中劇が数話続くことも。
ページ数7pでも情報量は無限大!何が起きても許される世界観に、脳がバグる。
👤3. 駄目人間が“主役”になる痛快さ
ヒップホップ忍者のハマーや、スイッチが入ると暴走する高菜ちゃんなど、現実にいそうな“こじらせキャラ”たちが大活躍。
人間のどうしようもなさを笑いに変えるブラックユーモアがクセになる。
🧠4. 「ガビーン」と共に心を撃ち抜くセリフ力
ギャグの最中に、なぜか挿入される詩や歌詞、
そしてうすた作品恒例の効果音「ガビーン」がやたらと深く響く瞬間も。
笑いながら、ふと“何か”を考えてしまう余白がある。
🌆5. 舞台は“黙砂里(もっさり)市”
東京・多摩地区を思わせる架空の町が舞台。
「凍狂(東京)」「苦魔元(熊本)」などのパロディ地名も満載で、
知ってる人はニヤリとできる作りこみが光る。
イベント情報|うすた京介ワールド展
📅 開催概要
- 日程:2025年8月9日(土)~8月31日(日)
- 開催時間:10時~19時(最終入場は18時30分)
- 会場:池袋・サンシャインシティ 文化会館ビル2F 展示ホールD
東京都豊島区東池袋3-1-1 - アクセス:https://sunshinecity.jp/facility/exhibition.html
- 最寄駅:
池袋駅
(JR・東京メトロ・西武線・東武線)35番出口より徒歩約8分
「サンシャインビジョン」横の地下道入口開放時間7:00~23:30東池袋駅(東京メトロ有楽町線) 6・7番出口より地下通路で徒歩約3分
東池袋駅直結サンシャインシティ地下通路開放時間7:00~23:00東池袋四丁目(サンシャイン前)停留場(都電荒川線) 徒歩約4分
チケット料金
- チケット販売日:2025年6月6日(金)10:00~販売開始
- チケット料金:【日時指定券】2,000円(税込) / 【当日券】2,000円(税込)
- 事前予約:うすた京介ワールド展のチケット、イベント情報 – イープラス
※当日券は望み薄いので、事前予約がオススメです♪
🛍 グッズ情報(一部紹介)
個人的に欲しいグッズTOP3を掲載します!!
他のグッズ一覧は公式サイトを参照してください♪
引用元:「祭りだワッショイ!うすた京介ワールド展~すごいよ!!マサルさん30周年・ピューと吹く!ジャガー20周年記念~」公式サイト
注:限定アイテム多数。初日や週末は混雑注意です!
💡 行く前にやっておきたい3つのこと
🎟️1. チケット情報・開催期間・会場をチェック
まずは基本情報を再確認!!
自身のスケジュールも確認してチケットを事前予約しましょう。
事前予約:うすた京介ワールド展のチケット、イベント情報 – イープラス
📚2. 原作の復習(or予習)をしておく
📚 展覧会を120%楽しむために
「マサルさん」「ジャガーさん」の名シーンを再インプットしましょう!!
10年以上前の連載なので、記憶が曖昧な人も多いはず。
📕 そんなあなたにおすすめの“予習”セット👇
👉 [すごいよ!!マサルさん コミックス]
👉 [ピューと吹く!ジャガー コミックス]
事前に読んでおくと、展示の感動が段違いです。
📸3. フォトスポット&等身大立像に備えてスマホ整理
本展では「等身大キャラ像」や「がっかりイリュージョン体験」など、撮影OKのポイントが多そう。
カメラの空き容量を確認し、バッテリーも要チェック。
✅ 思い出に残る“がっかり”写真が撮れるかも?
🎟 最新情報
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うすた京介ワールド展公式(@usuta_world2025)さん / X
うすたギャグは永遠に”不滅”
うすた作品は、今読み返してもやっぱり「おかしい」──でも、そこが最高なんです。
あの頃ジャンプをめくった手の感覚、腹筋が崩壊したあの夜。”笑いの記憶”を、池袋で再体験しませんか?
思い出せ、セクシーコマンドーとは心だ──!
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